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フッ素は最近とても身近なものになってきました。
歯科医院に行けば仕上げにフッ素を塗布してもらいますし、お家用としてフッ素ボ用品を持っていらっしゃる方もいるのではないでしょうか。
今回はそんな身近な”フッ素”についてお話します。
そもそもフッ素ってなに?
名前も効果も有名なフッ素ですが、フッ素とはそもそもどんな物質なのでしょうか。
フッ素とは地球上のあちこちに存在する物質のひとつです。土、海、動物、食べ物にもフッ素は含まれますが、ほとんどの場合はフッ化物として存在しています。
では、フッ素とフッ化物は何が違うのでしょうか。
フッ素は人間にとっては猛毒になる物質です。しかし、他の元素と化合しフッ化物となると毒はありません。他の元素と化合しただけで毒がなくなるなんて信じられないかもしれませんが、例えば二酸化炭素(CO2)に毒はないですが、一酸化炭素(CO)は中毒にもなる物質です。このように少し違うだけで毒と無害とが分かれてくるのです。
もちろん日常生活で使われているフッ素も安全性の高いフッ化物です。
日常生活でフッ素を摂取するということはほぼありません。
フッ素に年齢制限があるって本当?
WHO(世界保健機関)では”6歳未満の小児にはフッ化物洗口をすべきでない”としています。
それではどうして6歳未満なのでしょうか?簡単に言うと、小さな子供はフッ化物を飲み込んでしまう恐れがあるのでやめましょう!ということです。
では、なぜフッ化物を飲み込んではいけないのしょうか?食べ物にも含まれているフッ化物なら問題ないはずですよね?
1番の理由としては”フッ素症”を防ぐためです。
フッ素症…あまり聞きなれない名前ですよね。フッ素症とは、歯の形成が不全になる症状のことです。過量のフッ化物を歯の形成期に長期にわたって摂取し続けるとフッ素症を発症します。
海外では水道水にフッ化物を入れて虫歯予防をしているため、歯科医院でさらにフッ化物を摂取してしまうとフッ素症になってしまう危険性があるのです。
日本では水道水にフッ化物を入れていませんので過量に摂取することはあまりないと考えられますが歯に良いからと言ってあまりたくさんフッ化物を小さな子供に処置することは少しはばかれますね。
フッ素がなくても大丈夫?
子供の歯科治療ってあっという間に終わりますよね!子供も嫌がるしなるべく早く終わらせたいものです。だいたいの治療では、フッ化物でのブラッシングなどをして完了することが多いのではないでしょうか。
虫歯ができないなら是非ともフッ化物を塗布してもらいたいですよね。
しかし、我が子に甘い物をたくさん食べさせてもフッ化物を塗布すればそれでいいのでしょうか?
大きくなってからもその習慣が消えず甘い物を食べ続けてしまったら…いつまでも親が歯科医院について行くわけでもありませんし、健康的にも心配ですよね。
やはり子供の健康は親の願いです。
小さい時から食生活に気をつけ、正しいブラッシングに慣れることにより親の手を離れた後も健康的な歯を保ってくれるのではないでしょうか。
フッ化物に助けてもらうことも良いのですが、フッ化物に頼らないでいいように根本的な食生活・習慣を改善し健康になれるといいですよね。
さいごに
フッ化物はとても便利な成分です。しかしなぜ虫歯になってしまったのか、という要因を改善していかないと根本的な解決にはならないですよね。
多くの情報が飛び交う世の中ですので正しい情報を見極めていく必要があります。
フッ化物についても歯科医師さんによって見解がことなりますので、信頼できる歯科医師さんを見つけてご相談されることをおすすめします。

